佐野宏采作香炉「華鶴」

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伝統工芸作家「佐野宏采（さのこうさい）」氏による、鶴の群れを全面に彫金した華やかな紋様の三足香炉で、蓋部分には亀があしらわれ、鶴亀の揃った縁起のよい香炉です。作者の佐野宏采氏は、昭和１９年（１９４４年）「高岡銅器」で有名な富山県高岡市の生まれ、日本伝統工芸展を始め数々の入選、受賞、高岡市の市民功労賞も受ける伝統工芸作家として高い実績を重ねた現代の名工。「高岡銅器」に関しては次の【】ような解説が。【「高岡銅器」は、富山県高岡市周辺で作られている銅器で生産量・販売額ともに国内でトップクラス。特徴は熟練工による鋳造技術と、研磨や彫金などの加工技術。「高岡銅器」の起源は、４００年以上前の江戸時代に遡り、高岡城下の発展を図るために１６１１年（慶長１６年）高岡市に何名かの鋳造師を迎え入れたことが始まり。鋳造師を中心とした鋳物工場で最初の頃は日用鉄器を生産、その後１８００年前半からは銅器生産が。明治時代には、ヨーロッパで開催された万国博覧会に「高岡銅器」が多く出品され、明治・大正時代に置物や茶道具などの生産が盛んに。昭和５０年（１９７５年）には、日本初の国の伝統的工芸品産地に指定。】出品の香炉の材質は亜鉛合金と思われます（ネット情報などから）。大きさは（約）、高さ１３ｃｍ、直径１３ｃｍ、開口径９ｃｍ、重量は約１５２０ｇです。製作時期は不明、蓋も含め香炉の内側、底に汚れが見られますが、表面には目立つような汚れや変色、キズや欠け、凹みや変形などはほとんど確認できません。入手経緯は不明ですが、香を焚いた形跡は見られず、お茶道具としてではなく縁起物の置物とされていたのかも。入手後はガラス棚に保管。なお、共箱はありません。名工「佐野宏采」作の華やかで重厚感のある香炉「華鶴」をお茶道具に、或いは縁起物の置物にしていただければ幸です。

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カテゴリー	インテリア・住まい・小物 > インテリア小物 > 置物
商品の状態	やや傷や汚れあり

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