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M3341●江戸明治和本等>船方和合往来 寺子往来 船方往来 藤田家手習本 稀書

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●江戸明治和本●船方和合往来・寺子往来・船方往来(藤田家手習本)【判型】大本2冊。順に縦251・251粍。【作者】不明。【年代等】文政頃書。【備考】分類「往来物」。文政頃に書かれた江戸浅草田原町の藤田兼(東鱗館女門人)を始めとする藤田家子弟が使用した手習本32冊中の2冊。『船方和合往来』は、日本の船の起原や、船体各部名称、船大工の諸道具や船大工の心得を述べた『船方往来(船由来記)』を改訂・増補したに増補した往来物で、冒頭から「船に志し在人は、先、船中心懸可致事、船頭は初(を始め)、船中一統の人々和合以致、為本。第一船中無難奉念竜神を。其上、可念仏心を。船中和合いたし念時は、心懸たる湊へ夢の醒たるが如く、船按着(安着)いたす事、不可有疑。全は和合之致所也…」と起筆し、船員一同の和合を強調する。『船方往来(船由来記)』は、池田松翁軒(宗次)作、元禄16年初刊で、正徳4年刊『〈堀氏〉寺子往来』にも所収されたほか、寛政12年(1800)刊『寺子教訓諸職往来』にも「船方往来」と題して収録されたが、『船方和合往来』は、これらのいずれかを基に増補・改訂したものであろう。底本表紙に「正字を改文増字/本文扣」と記し、本文の随所に細字の注釈を施すほか、文末の記載にも校訂の跡が見られ、草稿本と思われる。藤田家手習本中には、別に『船方往来(船由来記)』も含まれるため、併せて収録したが、既刊の往来物を参考にしながらも、手習師匠が随時、独自に改編していた様子を窺わせるものである。★原装・美本。稀書。「船方和合往来」は現存唯一。◎この商品はメルカリ「和本倶楽部」と個人HP「往来物倶楽部」のみで販売しているものです。それ以外のショップは全て詐欺です。ご注意ください。

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