筆記具の種類···万年筆ペンの機能・材質···カートリッジインク式スティピュラの万年筆です。5年ほど前にネットにて購入しましたが、少し書いてみてそれ以来使うこともなくずっと引き出しに入っていました。キャップの部分のタイガーアイのアクセントとモザイク模様のレジンがなんともいえずかっこいいのですが、眺めているだけで使っていないのはもったいないと思い立ち出品いたしました。定価38,000円と書いていますが、そのサイトのセール的なもので購入したので正確な定価は分かりかねます。インクはカートリッジ式で、モンブランのものが使用できたと思いますが、少しうろ覚えなので実際に文具店にて確認していただいた方が良いかもしれません。ほとんど使っていないため傷もクセもなくとても良い状態だと思いますが、箱等はなく現品のみです。またボディーにはメーカー名等の記載がなく、ものすごく見にくいのですがペン先の部分にとてつもなく小さく刻印があります。毎日少しずつ値段を下げていきますので欲しい方はご要望の金額でお求めいただければと思います。※ スティピュラは1973年、筆記具好きの資産家がフィレンツェ郊外にて創業しました。とはいっても本格的に万年筆を生産するようになったのは1991年頃から。筆記具メーカーとしての歴史はそう長くありません。スティピュラはラテン語で、英語ではsmall piece of straw。つまり一片の藁(わら)を意味します。古代ローマ時代、戦争でいがみ合っていた両者が喧嘩両成敗の意味をこめて1本の藁を2つに裂いてペン代わりにし、終戦の署名を行いました。スティピュラは大切な場面で使用される筆記具を作っている誇りがあるのです。いわゆる家内工業のような雰囲気を残しているスティピュラ。会社を大きくしていきたい!というよりは、できる範囲で作りたい万年筆をほそぼそと、といった感じのメーカーです。25本、50本といった単位でしか生産していないものもあり、そのため代理店からは敬遠されてしまいがち。卸先と準備を進めている間に欠品となってしまったり、パーツ不足でアフターフォローが満足にできなかったりといった可能性があるからです。こういった事情で、百貨店などの大きな店舗では購入することができません。
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